彼の溺愛の波に乗せられて
女も女でようやく満足したのか、さっさとホテルから出て行った。

あっさりしてんなー。
当たり前に金も置いていかない。

別に言われた所で断るからいいけど、これは感覚の違いなんだろうか。

シャワーを浴びてベッドに横たわる。

疲れた。

そしてしばらく滞在した後、俺は帰国した。

こっちはやっぱり蒸し暑いな。
もっと早くから行こうと思ってたのに寝坊してしまった。

俺はいつもより少し遅くに海に向かった。

あ。
いる。

しかもビキニかよ。

目のやり場に困るな。
女のビキニ姿なんて見慣れてるのに、何故か彼女のその姿を見て胸の鼓動が騒いだ。

小さいのに胸とかちゃんとある…

いやいや。
何考えてる。


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