彼の溺愛の波に乗せられて


明日の朝とかどうしようかな。
なんか今日会っちゃったからちょっと気まずい気もする。
なんか目そらしちゃったし。

あの隣にいた彼女と付き合ってるのかな?
親そうだったよね。

しかもあんなに笑う人だったんだ。

ネイビーのストライプのスリーピースのスーツは多分ブランド物。

いつも海ではかきあげてる髪はきちんと七三分けにセットしていてスマートでカッコ良かった。

スタイルも良くてイケメンで、レディファーストで。
どうなってんだ?
中身もイケメンなんか?

そんな事を思いながらいつの間にか夢の中へと入ってしまった。

結局アラームもセットしないまま眠ってしまったので早朝は行くのを諦めた。

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