甘いミルクティーを君に、
あれ、何でこんな日にこんな話してるんだろう。
急に忘れかけていた楽しかった思い出が頭をよぎる。
別れる前は些細なことで喧嘩してまともに話せてなかった気がする。
2人で最後に笑ったのいつだろう。
「「あのさ。」」
2人で顔を見つめう。
「なに?」
「あ、いや、麻由先に言って。」
「…8年くらいだよね。出会って、」
「そう、だな。そんなに経った、か。」
「同棲は6年くらいだけど、本当に…」
話したいことはいっぱいあるのに、言葉が詰まる。
だって今はもう何を言っても遅い。