甘いミルクティーを君に、
「また、考え事してるでしょ!」
ぎくっ。
言われたそばからまたやってしまった。
本当に私って学ばない…。
「もう、そんな落ち込まないでよ、こっちが悪いことした気分になる。」
「…すみません…。」
「そんな謝んなくてよろしい!分かればいいの!分かれば!」
私は少し気まずくて話題を変える。
「そ、そういえば、大北先輩、何か用があったんですよね?」
「あー、そうそう、麻由、今日の歓迎会来るでしょ?」
歓迎会…?
そんなのあったけ…?