甘いミルクティーを君に、
2人でシェアしていたもの、まだ使える物は持っていっても良いと大樹は言ってくれた。
「俺が引っ越す」とも言ってくれたけど、元々は大樹が住んでいたアパートだし、私が転がり込んだ様なものだから、流石にそれは断った。
別れたのは2ヶ月くらい前で、新しい引越し先が見つかる間は気まずくて、絵里佳のアパートに寝泊まりしている。
絵里佳はいつまで居てもいいよって言ってくれたし、「なんなら私と同棲する?」って笑いながら聞いてくれていたけど、親友にまで気を使わせてしまったと、正直罪悪感でいっぱいだった。
この2ヶ月間色々な気持ちが心の中で入り混じっていたけど、
でも、それも今日で終わる。