シンデレラのないしょ話 ~悪役令嬢だって恋をする~
「おい、今何つった?」
気が付くと、グリムオオカミがさっきまでのしょんぼりウルウル顔とは似ても似つかないすわった目になり、怒りオーラをまとって私の後ろに立っていた。
「い、意地悪ブス……」
「それも許せねえが、その前!なんつった!!」
「え……と……」
「よりによって、鏡の姉御に『ババア』とかぬかしやがったな! てめえ!!」
気が付くと、グリムオオカミがさっきまでのしょんぼりウルウル顔とは似ても似つかないすわった目になり、怒りオーラをまとって私の後ろに立っていた。
「い、意地悪ブス……」
「それも許せねえが、その前!なんつった!!」
「え……と……」
「よりによって、鏡の姉御に『ババア』とかぬかしやがったな! てめえ!!」