シンデレラのないしょ話 ~悪役令嬢だって恋をする~
「私と一緒に来るのは、いやかい?」
「いや…い、いや………」
「え?本当にいやだったのかい?」
「い、いや、………い、イヤなわけないじゃないっスか!!」
鏡の魔女さんの手をグッとにぎって、グリムオオカミはまくし立てた。
「姉御がいやだって言っても、どこまでもついて行きやス!世界の果てだって、地の底だって!!」
「いや、どうせ行くならもっといいとこ行けよ」
ペローオオカミがボソッとつぶやいたが、そんなことかまっていられないようだった。
「いや…い、いや………」
「え?本当にいやだったのかい?」
「い、いや、………い、イヤなわけないじゃないっスか!!」
鏡の魔女さんの手をグッとにぎって、グリムオオカミはまくし立てた。
「姉御がいやだって言っても、どこまでもついて行きやス!世界の果てだって、地の底だって!!」
「いや、どうせ行くならもっといいとこ行けよ」
ペローオオカミがボソッとつぶやいたが、そんなことかまっていられないようだった。