シンデレラのないしょ話 ~悪役令嬢だって恋をする~
「思い出した! あの『ビビディ・バビディ・ブー』って呪文! あなたデ〇〇ニ〇地方に行こうとして、その呪文をおぼえたのね」
「ウィー、マドモアゼール」
「いやあ、君の妹は割った竹をバネがわりにして、世界に飛び出しちゃいそうな娘だね」
王子様がこっそりささやいた。返す言葉がありません……。
「それでねそれでね、バリ地方のピーター・パン町に海賊がいるって聞きつけて、直談判しにいったわけ」
「ここからは、私が話そう」
フック船長がウロウロと動き回るシンデレラを座らせながら言った。
「ウィー、マドモアゼール」
「いやあ、君の妹は割った竹をバネがわりにして、世界に飛び出しちゃいそうな娘だね」
王子様がこっそりささやいた。返す言葉がありません……。
「それでねそれでね、バリ地方のピーター・パン町に海賊がいるって聞きつけて、直談判しにいったわけ」
「ここからは、私が話そう」
フック船長がウロウロと動き回るシンデレラを座らせながら言った。