シンデレラのないしょ話 ~悪役令嬢だって恋をする~
「ええ、今日の出番はもう終わりなの。あなたはあいかわらずヒマそうね」
「お言葉だな。ヒマはそっちも同じだろう?」
「ふふ、まあね。おかげでこうしてここに来られるし。それより、はい、おみやげ」
切り株ベンチにすわりながら、持ってきたバスケットを置く。
「待ってました!今日は何だい?」
「サンドイッチ。BLT(ベーコン・レタス・トマト)よ。それからバッファローチキン」
「うまそうだけど、ペロー地方なのにやけにアメリカンなメニューだな」
「シンデレラがね、『今はアメリカンな気分なの!』って。投げ縄しながら作ってたわ」
「お前の妹、おもしれーな」
「この間なんか、カウボーイになりたいって言ってあばれ馬に乗ろうとして、両親に止められてたわ。シンデレラなのに顔に傷をつけたらどうするの、って」
「はっはははは!」
「お言葉だな。ヒマはそっちも同じだろう?」
「ふふ、まあね。おかげでこうしてここに来られるし。それより、はい、おみやげ」
切り株ベンチにすわりながら、持ってきたバスケットを置く。
「待ってました!今日は何だい?」
「サンドイッチ。BLT(ベーコン・レタス・トマト)よ。それからバッファローチキン」
「うまそうだけど、ペロー地方なのにやけにアメリカンなメニューだな」
「シンデレラがね、『今はアメリカンな気分なの!』って。投げ縄しながら作ってたわ」
「お前の妹、おもしれーな」
「この間なんか、カウボーイになりたいって言ってあばれ馬に乗ろうとして、両親に止められてたわ。シンデレラなのに顔に傷をつけたらどうするの、って」
「はっはははは!」