シンデレラのないしょ話 ~悪役令嬢だって恋をする~
「い、いいわよ、私の方ももうすぐお話が終わるし、またイエローカードをもらうことはあってもレッドカードを切られるまではいかないと思うわ」
「いや、よくねえよ」
ペローオオカミと私のやり取りを聞いて、グリムオオカミがゆっくりと顔を上げた。
「……そうだな。オレとちがってジャボットには未来があるから、これ以上イエローカード切られるのはよくねえよな」
「ばーか。おめえにだって未来はあるだろうが」
「いや、よくねえよ」
ペローオオカミと私のやり取りを聞いて、グリムオオカミがゆっくりと顔を上げた。
「……そうだな。オレとちがってジャボットには未来があるから、これ以上イエローカード切られるのはよくねえよな」
「ばーか。おめえにだって未来はあるだろうが」