天野ふゆの日々、つれづれ。



 何か新しい風が入る、入ってくる

 そんなとき
 "嫌だ"という感情がでてくるのは人間の、当然の摂理

 でも同じくらい
 むくむくと顔をだす
 のが"このままじゃダメだ"という気概心

 人は、そのとき
 善い方向に考えなければ、と自身の本心を直向きに
 隠し、
 押し殺してしまう

 だから人は、
 空回りして
 相手を憎み、新しいモノを嫌悪し、
 大切なひとたちに、
 思い遣ってくれるひとにまで傷を
 つけてしまう

 在るが儘に依存し、
 成長が止まってしまう低迷期

 そうじゃない、そうじゃない、と
 わたしに言って聞かせよう

 自分が人よりも、
 不器用だと知ればソレがよい

 "これじゃあダメだ"という気持ちの自分は、
 "嫌だ"と感じる自分を、
 まったく
 切り離せ。と言ってるワケじゃないの、と

 そうじゃない、
 そうじゃない、と囁いて

 自分の新しい一歩のために、
 準備して、と
 お知らせしているのだよ

 むくむく
 イヤな自分が、
 噛みつきそうな自分が出てきたら、

 そんな場所や人から
 一歩離れる勇気をもって

 大切なひとたちを、
 そして自分を、
 傷つけないために

 場所を離れ、
 そんな自分を受け入れてあげる、
 自分一人の時間をつくってあげたらいいのよ

 不器用なひとは、
 器用な人より一歩が遅いけれども、
 飛躍しだした先は
 伸び代のある変わり者が多いのです


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