エリート海上自衛官の最上愛
「今回の航海でも、やっぱり心配でしたけど、前回の時よりは落ち着いていられたんです。晃輝さんが必ず帰ってくるって約束してくれたから」
「どこへ行っても俺は必ず君のもとへ帰ってくる」
誓いの言葉を口にする彼に、芽衣の胸が熱くなった。
この言葉は芽衣にとって一生のお守りとなるだろう。
彼と歩む人生が芽衣にとっての幸せだ。その道筋がはっきりと見えたような気がした。
「私、晃輝さんを愛しています。晃輝さんと生きていきたい。晃輝さん、結婚してください」
「芽衣!」
低くて温かな声音とともに、力強く抱きしめられる。
「愛してるよ。決心してくれてありがとう。絶対に大切にする」
彼の背中に腕を回して、芽衣もギュッと力を込めた。
——やっと一緒になれた。もう絶対に離れない。
優しく顎に触れる彼の指先にとくんと鼓動が跳ねたと同時に、優しいキスが降ってくる。
「君を一生大切にする」
低い声音が芽衣の耳をくすぐった。
もう一度、優しいキス。
繰り返される触れるだけのキスに、芽衣は甘い吐息を漏らす。だんだんと、それだけではもの足りなくなってしまう。
誘うように薄く開いた唇に、すかさず彼が侵入した。
芽衣はそれを甘美な喜びで持って受け止める。ともに生きていくことを誓い合った後のキスは、とろけそうなほどの幸福感に満ちている。
唇が離れたことに気がついて、ゆっくりと目を開くと、彼の腕に身を預ける芽衣を至近距離から晃輝が見下ろしていた。その瞳にどこか獰猛な色が浮かんでいることに気がついて、芽衣の鼓動がずくんと大きく音を立てた。
「あ……晃輝さ……」
「どこへ行っても俺は必ず君のもとへ帰ってくる」
誓いの言葉を口にする彼に、芽衣の胸が熱くなった。
この言葉は芽衣にとって一生のお守りとなるだろう。
彼と歩む人生が芽衣にとっての幸せだ。その道筋がはっきりと見えたような気がした。
「私、晃輝さんを愛しています。晃輝さんと生きていきたい。晃輝さん、結婚してください」
「芽衣!」
低くて温かな声音とともに、力強く抱きしめられる。
「愛してるよ。決心してくれてありがとう。絶対に大切にする」
彼の背中に腕を回して、芽衣もギュッと力を込めた。
——やっと一緒になれた。もう絶対に離れない。
優しく顎に触れる彼の指先にとくんと鼓動が跳ねたと同時に、優しいキスが降ってくる。
「君を一生大切にする」
低い声音が芽衣の耳をくすぐった。
もう一度、優しいキス。
繰り返される触れるだけのキスに、芽衣は甘い吐息を漏らす。だんだんと、それだけではもの足りなくなってしまう。
誘うように薄く開いた唇に、すかさず彼が侵入した。
芽衣はそれを甘美な喜びで持って受け止める。ともに生きていくことを誓い合った後のキスは、とろけそうなほどの幸福感に満ちている。
唇が離れたことに気がついて、ゆっくりと目を開くと、彼の腕に身を預ける芽衣を至近距離から晃輝が見下ろしていた。その瞳にどこか獰猛な色が浮かんでいることに気がついて、芽衣の鼓動がずくんと大きく音を立てた。
「あ……晃輝さ……」