イケメン男子に溺愛されています♡〜ワケあり女子校生の私とイケメン男子三人のドキドキ溺愛生活!?〜
私は苦笑いするしかなかった…。
ま、まぁそうだよね。
玲くんは私から見ても"ザ・イケメン"って感じだし……。
「……ほらここだ。座って食べようぜ」
「…あ、うん」
私はランチバックからお弁当を取り出した。
「「いただきます」」
いただきますをしてご飯を食べようとした瞬間、玲くんに話しかけられた。
「……なぁ、咲綺…それって手作りか?」
「えっ…?……そうだけど」
……もしかして、下手だった…?
うん、そうに違いない。
そう思った私は、玲くんからの言葉を恐る恐る聞いた。
「……普通に上手くね。……ほら、この卵焼きなんかめっちゃおいしそう」
「……え…ほんとうに…?」
「ほんとほんと。…てかさ、この卵焼き一つくれよ。見てたら食べたくなったわ」
「……別にいいけど」