振り向いて欲しくて〜初恋は甘くてちょっとほろ苦い〜
数日経っても,鈴宮といる時は、最低限の会話はしない、というのが暗黙の了解になりつつあっていた。
鈴宮もどうやら男がにがてらしい。
教室でも、男と話すたびにビクビクしている気がする。
「お前…」
そう声をかけたら、いつも決まって肩がビクッと跳ねる。
「は、はいっ…」
「…お前のこと、夢愛ってよんでいいか?」
鈴宮もどうやら男がにがてらしい。
教室でも、男と話すたびにビクビクしている気がする。
「お前…」
そう声をかけたら、いつも決まって肩がビクッと跳ねる。
「は、はいっ…」
「…お前のこと、夢愛ってよんでいいか?」