(総愛され予定の)悪役令嬢は、私利私欲で魔法界滅亡を救いたい!
そうだそうだ……建前上、勉強を教えて貰うことになっていたんだった。
高等部に入学したばかりの一年生なのに、二年生の勉強なんて教えられるの? なんて……思うだけ無駄な疑問だった。
さすが……神童と呼ばれるイエルク、今ではもう、既に最上級生の教科書を自主的に勉強していて、二年生の内容なら自分にも教えられるだろうと思うと、さらっと驚いている私へ言っていた。
前世でも、たまに思って居たんだけど、驚くほど勉強出来る人の思考って、凡人には本当に理解出来ないよね……?
もし……私だったとしたら、ここはもう理解出来たから、勉強をもっともっと先に進めちゃおう! なんて、絶対思わないもん。
前世では勉強自体、必要だからやっていただけで、そもそも好きでもなく嫌いだったし。
けど、ちょうど良いから、図書館で双月草の情報を確認しよう……一緒に居るイエルクには、エッセル先生から課題出されたって言えば良いや。
……はー……私の目的は、ラスボスリッチ先生の企みを阻止して、竜で美食を求める世界一周旅行に行きたいだけ。
そうだけど、大きなご褒美の前にはいくつもの超えがたい難関が待っているのが当然とそれは言えば当然だし、達成出来た時の喜びはすごいのかもしれない。
よーし、もう駄目で元々なんだから、前向きに頑張るしかない!
高等部に入学したばかりの一年生なのに、二年生の勉強なんて教えられるの? なんて……思うだけ無駄な疑問だった。
さすが……神童と呼ばれるイエルク、今ではもう、既に最上級生の教科書を自主的に勉強していて、二年生の内容なら自分にも教えられるだろうと思うと、さらっと驚いている私へ言っていた。
前世でも、たまに思って居たんだけど、驚くほど勉強出来る人の思考って、凡人には本当に理解出来ないよね……?
もし……私だったとしたら、ここはもう理解出来たから、勉強をもっともっと先に進めちゃおう! なんて、絶対思わないもん。
前世では勉強自体、必要だからやっていただけで、そもそも好きでもなく嫌いだったし。
けど、ちょうど良いから、図書館で双月草の情報を確認しよう……一緒に居るイエルクには、エッセル先生から課題出されたって言えば良いや。
……はー……私の目的は、ラスボスリッチ先生の企みを阻止して、竜で美食を求める世界一周旅行に行きたいだけ。
そうだけど、大きなご褒美の前にはいくつもの超えがたい難関が待っているのが当然とそれは言えば当然だし、達成出来た時の喜びはすごいのかもしれない。
よーし、もう駄目で元々なんだから、前向きに頑張るしかない!