ぽっちゃり年上保育士に心の底から癒されたい
「食べたいけど…休憩…」
優は大きく背伸びをした。
「この最後をご飯とかでシメちゃうから肥えちゃうんですよね、でも止めれなくて…休みの前日の楽しみなんですよね」
「そこにこれから僕がいても構いませんか?」
「え?それは一緒に呑んでくれるということですか?」
「んー、それも出来ますけど…その…彼氏として結羽先生の側にいちゃだめですか?」
「……酔ってますよね?」
「酔ってますけど本気で言ってますよ」
「朝になったら絶対忘れてますよ」
「忘れてなかったらOKなんですか?」
「それは…わからないですけど…」
結羽は下を向いてしまった。
「トイレ借ります」と優は1度席を離れた。
2階に戻るとおにぎりを握っている結羽がキッチンにいた。
「結羽先生、シメいただきます(笑)」
「はーい」
2人で食事を終えた。
『ご馳走様でした』
「運びますね」
「ありがとうございます」
朝、ゆっくり洗うので水につけておくだけでいいと言われ、洗い桶に優は入れた。
「お腹いっぱいになっちゃって寝落ちしちゃうんですよね」
「お酒も入ってるので仕方ないですよ、動く方が危ないです」というと
優しい…とふにゃふにゃの笑顔で言われた。
一生懸命食べたい物を作って食べて力尽きるタイプだなと優は思った。
自宅だし、それも好きな事なんだろうな
「結羽先生、ベッドにしますよ」
「はい」
男と2人でこんな無防備で大丈夫かなと優は思ったが告白した以上まだ手は出せない。
なかなか手強そうだ…
でもそれも楽しいのかもしれない
結羽をソファベッドに乗せて優も隣に横になった。
ふと優は昼間の話を思い出して眠ってる結羽の手をそっと開いてみた。
今は特に汗はかいてない…
少しぷにゅっとした可愛らしい手を握って優も眠りについた。