ぽっちゃり年上保育士に心の底から癒されたい
「危ねぇ、なくなる所だった、結羽先生、明日SNSに投稿してもいいですか?」
「どうぞ」
「山の写真を投稿したら好評でした」
「見たいです」
優は片手で素早く操作して自分のSNSを見せた。
綺麗な青空に山の木々が見えている。
「あっ、鳥がいますね」
「えっ、僕気づいてないかも、どこです?」
「ほら、ここ!」
結羽は指で押さえるが優はわからなくて指で広げてみた。
「えっ、本当だ、これ望遠だったので結構距離は離れてたから木に止まってるなんて全く知らなかったです」
「へへっ」
結羽は他の写真も見たいと言うのでスマホを渡した。
「いいんですか?」
「どうぞ、多分そんなに変な写真はないとは思いますけど(笑)」
居酒屋で乾杯しているビールの写真やサッカーのグランド
「最近はあまり投稿してないからだいぶ前の写真が多いです」
「どうしてですか?」
「高校の時に匂わせで彼女が親友と浮気してるのがわかったんですよ」
「えっ、酷い」
「僕、その時からあまり女性を信用出来なくなっていて、彼女を作ってもやっぱり別れちゃうんです」
「それで遊んでると思われるんですね」
「はい、一応付き合ったからには彼女の行きたい所に連れては行くんですよ、好きになるかなと思うんですが半年くらいですかね、続いても」
「それで卓が心配してたんですね、ちなみに卓は噂と違うって、話すとわかるって言ってましたよ」
「よかった(笑)」
「遊び人だけならミスターC大になんて選ばれませんから(笑)そこは自信もっていいんじゃないでしょうか」
「ありがとうございます」
「この右端のマークは何ですか?」
「これは動画で、これは他の枚数あることです」
「あ、じゃあ」
結羽は写真を最新に戻した。
「横に」
「ほんとだ、まだある」