ケーキな恋
店長は

オレを店の奥に

連れていき

一番奥にあった

ベッドにオレを寝かせた




「とりあえず

 ここで休んでるといいよ

 大丈夫そうになったら

 ボクを呼んで?

 詳しい話しがしたいから」



『ども…すいません』



店長は

机の上においてあった

コック帽をかぶり

厨房へと

戻っていった




なんとも

情けない話しだ…



初日から

店の前で具合が悪くなり

あげくのはてに

働かず

店で休んでいるなんて…








目をつむると

店に流れている

音楽が聞こえてきた




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