ケーキな恋
「さてと…

 本当は君には

 厨房で働いて

 もらいたかったんだけど


 きっとムリでしょ?」




『そうっすねぇ…』




「だから

 最初は販売の方で

 働いてもらおうと思って』



『すんません…』



「いや!

 全然いいよ

 販売の方も

 たまににおいとか

 気になるコトも

 あるだろうから

 無理はしないでね」



『ありがとうございます…』



と言いつつも…


すでに

ここでも

においがキツイんすけど…



とは言えなかった
< 34 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop