【完結】雪溶けの契約結婚

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この部屋から出る事は出来ません。」

「何故なの…!?
何故、そこまで私に執着するのよ!?」

私はヒステリックに叫んでいた。

「何故?
愛してるからですよ。
中学生の時にあの約束をしてから、ずっと…」

「中学生の…約束…?」

私には何のことだか分からない。

「僕は、調月グループの本妻の子ではありません。
進藤護…
僕の元の名前です。」
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