【完結】雪溶けの契約結婚
20
「ありがとうございます…」
「いいえ、これは契約通りなのでお礼は不用ですよ。ニコッ」
そして、リムジンは練馬のアパートに着いた。
「1人で大丈夫ですか?」
「はい、1人でいいです。
すぐ戻りますから。」
「分かりました。
いってらっしゃい。」
私はアパートに上がると、小さなボストンバッグに必要な物だけ詰めた。
携帯電話、充電器、財布、通帳、印鑑…
10分ほどで用意を済ませると、調月さんのリムジンに戻った。
「アパートの契約解除は僕がしておきます。
アパートに残った物は処分で構いませんよね?」
「えぇ…
特に大事な物は何も残ってないと思います…」
「いいえ、これは契約通りなのでお礼は不用ですよ。ニコッ」
そして、リムジンは練馬のアパートに着いた。
「1人で大丈夫ですか?」
「はい、1人でいいです。
すぐ戻りますから。」
「分かりました。
いってらっしゃい。」
私はアパートに上がると、小さなボストンバッグに必要な物だけ詰めた。
携帯電話、充電器、財布、通帳、印鑑…
10分ほどで用意を済ませると、調月さんのリムジンに戻った。
「アパートの契約解除は僕がしておきます。
アパートに残った物は処分で構いませんよね?」
「えぇ…
特に大事な物は何も残ってないと思います…」