【完結】雪溶けの契約結婚
30
「じゃ、それ全部下さい。」
「ありがとうございます、調月様!
こちらには時計などもご用意しておりますが…」
「うーん、それ、ダイヤ入り?」
「はい。
中央に大きめのダイヤ、あとは下品にならない程度にその周りに散りばめられております。」
「どうですか?
この腕時計?」
「えっと…
私、高価な物はよく分からなくて…
それに腕時計まで買っていただかなくても…」
「そうですねぇ、彼女にはダイヤが少し派手かな。
もっとシンプルなものないですか?」
調月さんは私の意見をスルーして、買い物を続ける。
「ありがとうございます、調月様!
こちらには時計などもご用意しておりますが…」
「うーん、それ、ダイヤ入り?」
「はい。
中央に大きめのダイヤ、あとは下品にならない程度にその周りに散りばめられております。」
「どうですか?
この腕時計?」
「えっと…
私、高価な物はよく分からなくて…
それに腕時計まで買っていただかなくても…」
「そうですねぇ、彼女にはダイヤが少し派手かな。
もっとシンプルなものないですか?」
調月さんは私の意見をスルーして、買い物を続ける。