【完結】雪溶けの契約結婚
37
会社に戻ると、涙を拭い化粧を直して席に着いた。
が…
なんだか、会社の様子が変だ…
私の総務課には誰一人居ないし、かと思えば廊下を走りすぎる人も多数居る。
私は会社のロビーに向かった。
そこには人だかりが出来ていた。
「あぁ、江波さん!」
総務課の先輩の加藤さんが話しかけた。
「加藤さん、一体どうしたんですか?
みんな???」
「それがねぇ…
うちの会社買収されちゃったみたいなのよ…」
「えぇぇぇぇぇ!?
ど、ど、どこの会社にですか!?」
私は目を丸くして言った。
「それが…クレセントっていうIT会社が買収したみたいなの…」
「IT会社が?
じゃあ、異業種買収ですか?」
が…
なんだか、会社の様子が変だ…
私の総務課には誰一人居ないし、かと思えば廊下を走りすぎる人も多数居る。
私は会社のロビーに向かった。
そこには人だかりが出来ていた。
「あぁ、江波さん!」
総務課の先輩の加藤さんが話しかけた。
「加藤さん、一体どうしたんですか?
みんな???」
「それがねぇ…
うちの会社買収されちゃったみたいなのよ…」
「えぇぇぇぇぇ!?
ど、ど、どこの会社にですか!?」
私は目を丸くして言った。
「それが…クレセントっていうIT会社が買収したみたいなの…」
「IT会社が?
じゃあ、異業種買収ですか?」