【完結】雪溶けの契約結婚

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調月社長は一歩前進したようだ。

「正解!」

「ふむふむ。
じゃ、ちょっとつけてきて下さい。」

「またですかぁ?(;´д`)」

「ラメからね。ラメ、ラメ。」

そんな訳で私が3種類をつけてみて、調月社長はパールとシアーに承認の印鑑を押した。

「さてと、今から株主と昼食会があるんですよね。」

調月社長は言う。

「馬鹿な発言はしないでくださいね。
ウチの会社の信用問題になりますからね。」

「誰が馬鹿ですか。
大船に乗ったつもりで安心してください!」

…不安だ…

とにかく調月社長は昼食会に行ったので、私も近くのレストランで昼食を済ませた。

戻ってくると、調月社長も帰ってきた。
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