【完結】雪溶けの契約結婚
54
クリーニング店に着くと、店員さんに上着をお願いした。
すると、すぐに店員さんが私を呼び止めた。
「お客様、ポケットに名刺が入っておりますが…
そちらも処分されますか?」
「あ、いえ。
ありがとうございます。
貰います。」
私は言って名刺を受け取った。
ふと、その名刺を見ると…
あの闇金、サンケイ社の社長の物だった…
なぜ、調月さんがサンケイ社の社長の名刺を?
そう考えたが、1億円を持って行ったのだ。
名刺交換ぐらいはするのだろう。
調月グループの社長だし。
そう思った。
しかし、その裏面を見た時…
私には衝撃が走った…
そこには…
『調月社長、いつもご贔屓ありがとうございます。』
すると、すぐに店員さんが私を呼び止めた。
「お客様、ポケットに名刺が入っておりますが…
そちらも処分されますか?」
「あ、いえ。
ありがとうございます。
貰います。」
私は言って名刺を受け取った。
ふと、その名刺を見ると…
あの闇金、サンケイ社の社長の物だった…
なぜ、調月さんがサンケイ社の社長の名刺を?
そう考えたが、1億円を持って行ったのだ。
名刺交換ぐらいはするのだろう。
調月グループの社長だし。
そう思った。
しかし、その裏面を見た時…
私には衝撃が走った…
そこには…
『調月社長、いつもご贔屓ありがとうございます。』