【完結】雪溶けの契約結婚

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「次はどうするんですか?」

調月さんが尋ねる。

「とりあえず、お腹は膨れたし、公園に行きましょ。
公園ってタダなのよ。」

「それぐらい知っていますよ。
公園に行って何をするんですか?」

「ぐだぐだうるさいわね!
いいから行きましょ!」

私達はもちろん歩いて行く。

風はまだ冷たいが、日差しは暖かい。
雪は溶けて、春の息吹を感じる。

公園に着くと、私達はパン屑を買い鳥達に餌をあげた。

「調月さんも、ほら餌あげて。」

「一体何が楽しんですか…?」

「心が和むでしょ!
特にあなたは心を和ませないと!」

「余計なお世話です。
あ、その鴨僕が餌あげようと…」
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