【完結】雪溶けの契約結婚

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お久しぶりでございます。

出店の際は大変お世話になりまして…」

「あぁ、久しぶりですね。
ちょっと長居するかもしれないけど、いいかな?」

「どうぞどうぞ、何時間でも!
あ、お飲み物は?」

「僕はホットコーヒー。
彼女にはホットココアを。」

彼は言う。
調月…さん…って言うんだ。

彼の言う通り社長なのは間違い無さそうだ。

「あぁ、ごめんね。
それで、僕は調月護(つかつきまもる)と言うんだけど、さっきも言った通りIT系の会社の社長をしています。
まぁ、他にも出資してる分野ば多岐に及びますけどね。

君の名前は?」

「…江波芽依香です。」

「そう、江波さんですか。
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