上司のくちづけは甘いスイーツのあとで。


「千歳くん、どの口が言ってんの。
僕がかわいいって思うのは、沙菜だけなんだけど」



フレンドリーに話しかける、
柏葉部長に対して、機嫌が良さそうには見えない男の子。



するとそこへ........................



「ほーら、千歳くん。
この前話したお客さんいるでしょ?」



お店の奥から、もう1人出てきた、
可愛らしいエプロン姿の女の人。



「あー、沙菜ちゃんに乱暴したとかいう?」

「そーそ。それ以来2人、やっと付き合ったから、私も仲間に入れて貰えないぐらい嫉妬深いのよ〜」

「ははっ、遺伝ですかね。
咲斗も、ゲーム好きですけど、
あのまま行くと、女の子にも一途っぽいし」

「そっか、彼女大事にね♪
朝都には、よーく企画のこと言っておくから」

「ははっ。例の件、よろしくお願いします」



なにやら、柏葉部長と女の人は、
2人だけで会話をして、お互いに納得?したらしい雰囲気のあと。



女の人は、再びお店の奥に消えていった。


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