想いの行く末
そんなタイミングで高校の時ぶりに4人で宅飲みをしたメンバーの中に直輝くんはいた。
鼻が高くて、綺麗な顔立ちをしていて、
笑顔が少し子供っぽい。
直輝くんと私は高校の時は一度も話したことがなかった。
お互いに彼氏彼女がいたり、一度もクラスが同じになることがなかったから、そもそも話す機会自体が無かった。
久しぶり、尚且つ初めて喋るよね?みたいな感じがありつつも、
4人で高校の時の話をしたり、楽しい時間を過ごした。
その日から直輝くんとは毎日連絡を取るようになった。
昔の話をしたり、恋愛観の話をしたり、他愛ない話を毎日していた。
いつからかはハッキリ分からないけれど、
次第に私は直輝くんに惹かれていった。