想いの行く末
『どこか出かけたいなぁ〜』
「じゃあ出かける?体動かしたい?美味しい物食べたい?」
『んー。美味しい物食べたい!』
「じゃあ、浅草だな!その日は太るとか気にするの無しね!」
浅草へ行って、食べ歩きをして、ベンチで座って話して、
初めての直輝くんとのお出かけは今でも鮮明に覚えてるくらい楽しかった。
保育園のお迎えの時間までの決して長くは無い時間だったけど、一緒に居られる時間が心地よかった。
それから何度か2人で予定を立てて、一緒に出かけた。
今思い返せばここで、この段階で、〖友達〗という関係性で満足しておけば良かったのかもしれない。