~あなたへ
そのままスルーしようかと思ったけど,それも気まずいしな~
っと思っていると,なぜか勝手に「大丈夫??」と聞いていた。

すると嘉穂は少し微笑みながら,
「大丈夫です。ありがとうございました。」

っと言い残して逃げるように走っていった。

「助けてあげたのになんだよッ!!」

帰り道のくらい道。
鞄を振り回しながらぶつぶつぼやきながら帰った。

「ただいま~。」

台所から母の声が聞こえてくる。
「おかえりなさい。遅かったわね~」

「別に。普通だよ。」



私はかるく返事を返した。
そしてそのまま2階に駆け上がりベッドに飛び込んだ。
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