海よりも深くて波よりも透明
この2人はよっぽど気が合うらしい。
恋仲でもなく、ただの友達という感じでもなく、なんか不思議なオーラを放ってる。
文化祭のとき、びっくりするくらい居心地がいいって言ってたもんな。
「今から夏葉ん家帰んのか? リアちゃんから聞いたけど、お前ら今一緒に住んでるらしいな」
「まあな…」
「俺も夏葉ん家行きたい! 今から行ってい?」
「来んな来んな…」
俺は帰って穂風とイチャつくんだよ。
でも、俺の抗議もむなしく…。
「夏葉の家はじめてきたー」
こんな狭い部屋に4人も…。
リアルが興味深そうに俺の部屋をまじまじと眺める。
「ここで2人で暮らしてんのぉー?」
「そうだけど」
「エロじゃん」
何がだよ!
この前悠星がうち来たときもそんなこと言ってたし…。
脳内みんなエロいことしか考えらんねえのか。
でも穂風を見るとニコニコしてる。
穂風がいいならいいか…。
「ねえ、お腹空いたあー。なんかないの?」
「俺も腹減った」
リアルと郁が騒ぎはじめた。
うるせえやつらだな…。
「作らないとなんもないよ。冷蔵庫開けてみて」
穂風が答える。
郁が若干面倒くさそうに立ち上がって冷蔵庫を開けた。
「なんもねえな」
「じゃあ買い物行かなきゃだね」
「よっし、行くかー。この辺スーパーある?」
「うん、歩いて10分くらい」
「了解」
穂風と郁がそんなやりとりをして、郁とリアルの2人で買い物に出て行った。
そのまま帰ればいいのに…。
恋仲でもなく、ただの友達という感じでもなく、なんか不思議なオーラを放ってる。
文化祭のとき、びっくりするくらい居心地がいいって言ってたもんな。
「今から夏葉ん家帰んのか? リアちゃんから聞いたけど、お前ら今一緒に住んでるらしいな」
「まあな…」
「俺も夏葉ん家行きたい! 今から行ってい?」
「来んな来んな…」
俺は帰って穂風とイチャつくんだよ。
でも、俺の抗議もむなしく…。
「夏葉の家はじめてきたー」
こんな狭い部屋に4人も…。
リアルが興味深そうに俺の部屋をまじまじと眺める。
「ここで2人で暮らしてんのぉー?」
「そうだけど」
「エロじゃん」
何がだよ!
この前悠星がうち来たときもそんなこと言ってたし…。
脳内みんなエロいことしか考えらんねえのか。
でも穂風を見るとニコニコしてる。
穂風がいいならいいか…。
「ねえ、お腹空いたあー。なんかないの?」
「俺も腹減った」
リアルと郁が騒ぎはじめた。
うるせえやつらだな…。
「作らないとなんもないよ。冷蔵庫開けてみて」
穂風が答える。
郁が若干面倒くさそうに立ち上がって冷蔵庫を開けた。
「なんもねえな」
「じゃあ買い物行かなきゃだね」
「よっし、行くかー。この辺スーパーある?」
「うん、歩いて10分くらい」
「了解」
穂風と郁がそんなやりとりをして、郁とリアルの2人で買い物に出て行った。
そのまま帰ればいいのに…。