海よりも深くて波よりも透明
「お邪魔しまーす」
「あんたも急だね…」
中にいたのはそよ子さん。
「どうも…。穂風は?」
「歯磨いてるけど」
「歯?」
「さっきニンニク料理食べたから気になってるんでしょ」
可愛いな…。
全然気にしねえのにな…。
気にしねえどころか、ニンニク臭かったら逆に可愛いとすら思うかもしれない。
リビングでちょっと待ってたら穂風が来た。
「今日会えると思ってなかったから会えて嬉しい!」
「だからニンニク料理食べてたわけ?」
「え、何ママ言ったの!? 最悪!」
こんだけ一緒にいて恥ずかしいとこも全部見てんのに、やっぱり匂いとか気にするんだな…。
可愛いからチューとかしてえけど、そよ子さんの前だから我慢…。
そう思ってたら、「あたしシェイプルームいるから、なんかあったら呼んで」と言って出て行ってしまった。
ナイス…。
そよ子さんが部屋を出て行ったのを確認してから、穂風を引き寄せた。
穂風も俺にベタベタくっつく。
「で、今日どうだったの?」
「あ、そうそう。リアムまじすげえの」
「へえ~」
そう言って今日撮った写真を見せた。
「へ~! なんかいつもの夏葉の写真とちょっと違うかも?」
「だよな? 一日一緒にいただけで結構変わってて、まじすげえなと思って」
「大興奮だね」
確かに、いつもよりちょっとテンション高いかも…。
やっぱ新しい世界を見たっつーか…。
それで興奮してるのかも。
「でもなんか嫉妬しちゃうかも」
「嫉妬?」
「ん…。こんな素敵に夏葉に撮ってもらえてさ」
「俺は早く穂風の撮りてえと思った」
ショートでもなんでも。
穂風を撮りたいと、いつもより強く思ってる。
「あんたも急だね…」
中にいたのはそよ子さん。
「どうも…。穂風は?」
「歯磨いてるけど」
「歯?」
「さっきニンニク料理食べたから気になってるんでしょ」
可愛いな…。
全然気にしねえのにな…。
気にしねえどころか、ニンニク臭かったら逆に可愛いとすら思うかもしれない。
リビングでちょっと待ってたら穂風が来た。
「今日会えると思ってなかったから会えて嬉しい!」
「だからニンニク料理食べてたわけ?」
「え、何ママ言ったの!? 最悪!」
こんだけ一緒にいて恥ずかしいとこも全部見てんのに、やっぱり匂いとか気にするんだな…。
可愛いからチューとかしてえけど、そよ子さんの前だから我慢…。
そう思ってたら、「あたしシェイプルームいるから、なんかあったら呼んで」と言って出て行ってしまった。
ナイス…。
そよ子さんが部屋を出て行ったのを確認してから、穂風を引き寄せた。
穂風も俺にベタベタくっつく。
「で、今日どうだったの?」
「あ、そうそう。リアムまじすげえの」
「へえ~」
そう言って今日撮った写真を見せた。
「へ~! なんかいつもの夏葉の写真とちょっと違うかも?」
「だよな? 一日一緒にいただけで結構変わってて、まじすげえなと思って」
「大興奮だね」
確かに、いつもよりちょっとテンション高いかも…。
やっぱ新しい世界を見たっつーか…。
それで興奮してるのかも。
「でもなんか嫉妬しちゃうかも」
「嫉妬?」
「ん…。こんな素敵に夏葉に撮ってもらえてさ」
「俺は早く穂風の撮りてえと思った」
ショートでもなんでも。
穂風を撮りたいと、いつもより強く思ってる。