海よりも深くて波よりも透明
「なに?」
≪なんか…愛姫たち別れたらしい≫
「ええ!?」
衝撃すぎる話題に、思わず大声を出す。
≪俺も詳しいことはよく分かんねえけど…とにかくそんな感じらしい≫
だってこの前の大会で会ったときもめっちゃ仲良さそうだったじゃん…。
まじでなんで…?
遠距離とかも関係してるのかな…。
なんか不安になってきちゃった…。
それから夕方までママと波乗りしてから帰った。
「穂風、夜ごはんどうする?」
「久しぶりにナナでも行く? ママ久しぶりでしょ」
もしかしたら悠星くん来てるかもしれないし…。
ナナに着いた。
悠星くんは…来てないな。
「ゲンさん久しぶり」
「おー、そよ子ちゃん。久しぶりだな」
「なんかおすすめなの適当に出して~」
「はいよ」
ママとカウンターで適当に食べてたら、ママのスマホに着信が入った。
ママが電話を取って店の外に出る。
そのとき、入れ違いに入ってきたのは悠星くん。
悠星くんが隣の空いてる席に座った。
「ゲンさん…なんか飲みたい」
「なんか暗いな。どうした?」
「…愛姫と別れた」
「まじか!?」
やっぱり…。
ゲンさんが悠星くんにお酒を出す。
「何があった?」
「やっぱさ…常に会えないってしんどいね」
やっぱり遠距離が関係してるんだ…。
≪なんか…愛姫たち別れたらしい≫
「ええ!?」
衝撃すぎる話題に、思わず大声を出す。
≪俺も詳しいことはよく分かんねえけど…とにかくそんな感じらしい≫
だってこの前の大会で会ったときもめっちゃ仲良さそうだったじゃん…。
まじでなんで…?
遠距離とかも関係してるのかな…。
なんか不安になってきちゃった…。
それから夕方までママと波乗りしてから帰った。
「穂風、夜ごはんどうする?」
「久しぶりにナナでも行く? ママ久しぶりでしょ」
もしかしたら悠星くん来てるかもしれないし…。
ナナに着いた。
悠星くんは…来てないな。
「ゲンさん久しぶり」
「おー、そよ子ちゃん。久しぶりだな」
「なんかおすすめなの適当に出して~」
「はいよ」
ママとカウンターで適当に食べてたら、ママのスマホに着信が入った。
ママが電話を取って店の外に出る。
そのとき、入れ違いに入ってきたのは悠星くん。
悠星くんが隣の空いてる席に座った。
「ゲンさん…なんか飲みたい」
「なんか暗いな。どうした?」
「…愛姫と別れた」
「まじか!?」
やっぱり…。
ゲンさんが悠星くんにお酒を出す。
「何があった?」
「やっぱさ…常に会えないってしんどいね」
やっぱり遠距離が関係してるんだ…。