The previous night of the world revolution

ハリネズミの名前が、ルクレツィアになりました。

宜しくお願いします。

ハリネズミのルクレツィアは、何処となく「不本意だ！」みたいな顔をしていたような気がしなくもないけれど。

「良い名前でしょう？エリュシア」

「はい。素晴らしいです」

俺の後ろに控えていたエリュシアは、すぐにそう答えた。

うん。まぁ彼女はそう言うように躾けてあるからね。

「ハリネズミの飼い方、調べておきますね」

「遊んであげたりとか、した方が良いの？」

「すぐにはまだ無理でしょう。警戒心強い生き物らしいですし…。しばらくはそっとしておいた方が良いかも」

「分かった。そうする」

こくりと頷くシュノさんと、ルクレツィアの世話に関して色々取り決めをして、その日は解散となった。