センパイ。
杏樹side
借り人競走のお題は " すきな人 " 。
俺は咄嗟に月希ちゃんの手を引いて走った。
お昼休みになった。
トイレに行ってみんなのとこへ戻ろうとしたら空き教室に月希ちゃんの姿が見えた。
ガラガラ。
寝てる…のかな?
「月希ちゃん?」
「んー…」
「ごめん、起こしちゃった?」
「あ、いえ!全然大丈夫です」
「ご飯食べないの?」
「食欲無くて(笑)」
そう言った月希ちゃんの顔は真っ赤だった。
「熱中症…?」
月希ちゃんはこんな暑いのに長袖を着ている。
そりゃ余計暑いよね。
「これ、飲みな」
さっき買ったスポーツドリンクを渡す。
「え、でも…」
「いいからいいから」
借り人競走のお題は " すきな人 " 。
俺は咄嗟に月希ちゃんの手を引いて走った。
お昼休みになった。
トイレに行ってみんなのとこへ戻ろうとしたら空き教室に月希ちゃんの姿が見えた。
ガラガラ。
寝てる…のかな?
「月希ちゃん?」
「んー…」
「ごめん、起こしちゃった?」
「あ、いえ!全然大丈夫です」
「ご飯食べないの?」
「食欲無くて(笑)」
そう言った月希ちゃんの顔は真っ赤だった。
「熱中症…?」
月希ちゃんはこんな暑いのに長袖を着ている。
そりゃ余計暑いよね。
「これ、飲みな」
さっき買ったスポーツドリンクを渡す。
「え、でも…」
「いいからいいから」