センパイ。
③
月希side
またあたしは塞ぎ込んでしまった。
部屋に閉じこもる日々。
仕事してる時は別の自分になったみたいで元気でいられる。
心配する母と父。
ごめんなさい。
そう思いながら腕を切り続ける日々。
杏樹さんは毎日家に来てくれた。
ブー。
ある日一通のショートメールが届いた。
" 六詩です "
ドクンッ。
胸が鳴った。
恐る恐るメールを開く。
" ごめんなさい。そういう目で見てた訳じゃなくて。俺もよくわかんねぇんだけど、月希があまりにも綺麗で…。あぁいうことをしてしまった。本当に申し訳ない。 "
わかってる。
六詩がそういう人じゃないことは。
でも怖いんだ。
またあたしは塞ぎ込んでしまった。
部屋に閉じこもる日々。
仕事してる時は別の自分になったみたいで元気でいられる。
心配する母と父。
ごめんなさい。
そう思いながら腕を切り続ける日々。
杏樹さんは毎日家に来てくれた。
ブー。
ある日一通のショートメールが届いた。
" 六詩です "
ドクンッ。
胸が鳴った。
恐る恐るメールを開く。
" ごめんなさい。そういう目で見てた訳じゃなくて。俺もよくわかんねぇんだけど、月希があまりにも綺麗で…。あぁいうことをしてしまった。本当に申し訳ない。 "
わかってる。
六詩がそういう人じゃないことは。
でも怖いんだ。