センパイ。
②
もうすぐ文化祭。
「月希ちゃん」
璃空とお昼ご飯を買いに行こうとするとクラスメイトに呼び止められた。
「私たち文化祭実行委員なんだけど…」
「なに?」
「後夜祭、月希ちゃんの力で誰か呼べないかな…?」
出た出た。
こういう時しか話し掛けて来ないんだよね(笑)
去年もそうだった。
「軽音部に頼んで演奏して貰ったらいいじゃん」
あたしは言った。
「軽音部は軽音部で演奏するんだよ」
「サプライズ的なのが欲しくて…」
「知ったこっちゃねー」
「まぁまぁまぁ!考えとくよね?ね?月希。ほら行こう」
璃空に背中を押されその場を後にした。
「ってゆーことがあったんだよ~。もー、月希もツンケンしてるからさぁ…」
「璃空も大変だなこんな奴と同じクラスだなんて…」
六詩が言った。
「あ、そうだ、あんた出なよ」
あたしは言った。
「俺らはもうオファー来てんだよね」
杏樹さんが言った。
「絶対見ます!!!」
「おい、俺と杏樹同じバンドなんだけど。態度ちがくね?」
「そー?」
「月希ちゃん」
璃空とお昼ご飯を買いに行こうとするとクラスメイトに呼び止められた。
「私たち文化祭実行委員なんだけど…」
「なに?」
「後夜祭、月希ちゃんの力で誰か呼べないかな…?」
出た出た。
こういう時しか話し掛けて来ないんだよね(笑)
去年もそうだった。
「軽音部に頼んで演奏して貰ったらいいじゃん」
あたしは言った。
「軽音部は軽音部で演奏するんだよ」
「サプライズ的なのが欲しくて…」
「知ったこっちゃねー」
「まぁまぁまぁ!考えとくよね?ね?月希。ほら行こう」
璃空に背中を押されその場を後にした。
「ってゆーことがあったんだよ~。もー、月希もツンケンしてるからさぁ…」
「璃空も大変だなこんな奴と同じクラスだなんて…」
六詩が言った。
「あ、そうだ、あんた出なよ」
あたしは言った。
「俺らはもうオファー来てんだよね」
杏樹さんが言った。
「絶対見ます!!!」
「おい、俺と杏樹同じバンドなんだけど。態度ちがくね?」
「そー?」