最強皇女(別名・精霊姫)が恋をする
「やぁ、椛虹。・・・いや、ヴィリー、この世界はどうかな?」
きっと私は夢を見ている。
目の前にいる人、神だもん。
私の体は赤子のままなんだが?
「可愛いねぇ。話すことは普通にできるからね」
神言われて私は口を開く。
「降ろせロリコン」
お、ホントだ話せる。
現在私は神の腕に抱かれている。
精神大学生だけど今幼女ってか赤子だし、ロリコンっしょ。
「ロリコン・・・最初に出てくるのがそれか」
神は呆れたように息を漏らす。
「でも・・・やっぱりさすが僕の愛し子。天使じゃなくてお嫁さんになってくれないかなぁ?」
神は綺麗、という表現がぴったりの笑みを浮かべて首をかしげる。
「無理だよロリコンが。ってか私、一般人だし」
「大丈夫。神族は夫婦の片方が神か女神だったらいいから」
それはどうかと思う。
もし一般人の血が濃く生まれた子がまた神(女神)として一般人と結婚して、生まれた子供が一般人の血を強く引き継いで、また神(女神)として一般人と結婚して・・・を繰り返したらもうそれ人間だよ。
「僕の愛し子のヴィリーだったらみんな納得だよね・・・どう、人生に満足したら僕のお嫁になろ?
「ま、すぐにじゃないなら考えときます」
すぐに来いとか言われたら私は逃げる。
よさそうな両親だし。
「・・・あ、もうお目覚めの時間だよ」
「もうですか?まだ5分も経ってませんが」
「人間界と神界では時間の流れ方が違うんだ。人間界でも言葉は普通に話せるから、怪しまれないように気を付けて。言語も自動翻訳になってる」
「・・・ありがとーございまーす」
神はイイよイイよ、と手を振る。
「また来れるー?」
「うん、ヴィリーが望んだらいつでも」
訊いてみると、神は快諾してくれる。
よかった、話し相手ができるのはずっと先の話になりそうだからな。
「じゃあ異世界生活楽しんで。・・・ううん、僕が楽しませてあげる」
神は笑顔で消えていく私を見送る。
その笑顔は初めてあった時とは違い、なにか期待するような清々しい笑顔だった。
きっと私は夢を見ている。
目の前にいる人、神だもん。
私の体は赤子のままなんだが?
「可愛いねぇ。話すことは普通にできるからね」
神言われて私は口を開く。
「降ろせロリコン」
お、ホントだ話せる。
現在私は神の腕に抱かれている。
精神大学生だけど今幼女ってか赤子だし、ロリコンっしょ。
「ロリコン・・・最初に出てくるのがそれか」
神は呆れたように息を漏らす。
「でも・・・やっぱりさすが僕の愛し子。天使じゃなくてお嫁さんになってくれないかなぁ?」
神は綺麗、という表現がぴったりの笑みを浮かべて首をかしげる。
「無理だよロリコンが。ってか私、一般人だし」
「大丈夫。神族は夫婦の片方が神か女神だったらいいから」
それはどうかと思う。
もし一般人の血が濃く生まれた子がまた神(女神)として一般人と結婚して、生まれた子供が一般人の血を強く引き継いで、また神(女神)として一般人と結婚して・・・を繰り返したらもうそれ人間だよ。
「僕の愛し子のヴィリーだったらみんな納得だよね・・・どう、人生に満足したら僕のお嫁になろ?
「ま、すぐにじゃないなら考えときます」
すぐに来いとか言われたら私は逃げる。
よさそうな両親だし。
「・・・あ、もうお目覚めの時間だよ」
「もうですか?まだ5分も経ってませんが」
「人間界と神界では時間の流れ方が違うんだ。人間界でも言葉は普通に話せるから、怪しまれないように気を付けて。言語も自動翻訳になってる」
「・・・ありがとーございまーす」
神はイイよイイよ、と手を振る。
「また来れるー?」
「うん、ヴィリーが望んだらいつでも」
訊いてみると、神は快諾してくれる。
よかった、話し相手ができるのはずっと先の話になりそうだからな。
「じゃあ異世界生活楽しんで。・・・ううん、僕が楽しませてあげる」
神は笑顔で消えていく私を見送る。
その笑顔は初めてあった時とは違い、なにか期待するような清々しい笑顔だった。