いつかまた逢えるまで。
「やばい!!!電車!間に合わない!!」
アラームをかけ忘れて起きた時には家を出る10分前。
お母さんもお父さんも仕事でいないし今この家には私一人。
急いで準備したけど家を飛び出した時には電車出発の 5分前。
「こりゃ無理だ…」
潔く諦めて次の電車に乗ることにした。
その電車でも学校には間に合う。ただギリギリになってしまうのが嫌なのと、
朝しおりんと話す時間が大好きだからいつも少し早めに行ってる。
(意外と学生多いなぁ)
私の高校、海越高校の生徒は一本前に乗る生徒が多いためこの電車には少ない。
だけど、近くの聖陵高校の生徒はこっちの方が多いな。
朝は人が多くもちろん座れない。見慣れない人たちに囲まれて電車に揺られる。
「わっ!」
電車が大きく揺れてバランスを崩した。その勢いで前にいた人にぶつかってしまって…。
「ごめんなさい…!」
「大丈夫ですか?」
慌てて謝って顔を見上げるとそこには身長が高く栗色の髪の毛の綺麗な男の子が立っていた。
アラームをかけ忘れて起きた時には家を出る10分前。
お母さんもお父さんも仕事でいないし今この家には私一人。
急いで準備したけど家を飛び出した時には電車出発の 5分前。
「こりゃ無理だ…」
潔く諦めて次の電車に乗ることにした。
その電車でも学校には間に合う。ただギリギリになってしまうのが嫌なのと、
朝しおりんと話す時間が大好きだからいつも少し早めに行ってる。
(意外と学生多いなぁ)
私の高校、海越高校の生徒は一本前に乗る生徒が多いためこの電車には少ない。
だけど、近くの聖陵高校の生徒はこっちの方が多いな。
朝は人が多くもちろん座れない。見慣れない人たちに囲まれて電車に揺られる。
「わっ!」
電車が大きく揺れてバランスを崩した。その勢いで前にいた人にぶつかってしまって…。
「ごめんなさい…!」
「大丈夫ですか?」
慌てて謝って顔を見上げるとそこには身長が高く栗色の髪の毛の綺麗な男の子が立っていた。