ショートケーキは恋の味。
「あれ?織江先輩?」
柊にぃと一緒いたのは、
生徒会長の織江由羽先輩。
壇上に立っているところは見たことあるけど。
(こっ、こんな近くで見れるなんてっ!
織江先輩、ほんとに可愛すぎる〜ぅ!)
と、心の中で密かに思ってるると。
「由羽ちゃんが、この前話した、
うたちゃんといるとこ嫉妬しちゃった彼女」
そう言って愛おしそうに、
織江先輩を見つめる柊にぃ。
「って、素直に言わない約束でしょ、羽賀くん!」
その隣で、恥ずかしそうに、
照れてる、かわいい織江先輩。
そんな2人を見てて、
嬉しくならないはずがなく............
「織江先輩が、彼女.........!すごい!凄すぎる!昔からの無駄なイケメンが役に立ったんだね!」
嬉しさのあまり、
ピョンピョン飛び跳ねながらそう言った。