ショートケーキは恋の味。


視線を手元に向けると.....................



「って、わぁぁぁ!ごめん!」



見事にボウルに入らずに、
机の上に落下してる複数の生卵たち。



(どっ、どうしよう!拭かなきゃ、!!)



そう心の中で思って、
拭くものを取りに行こうとしたとき。



「唄乃がそーなるの珍しいし、ここ2日ぐらい、変だから悩みあるなら、今日は抜けたら?」



私の様子に気づいていた、声をかけてくれる優しいさやちん。



そして...........................



「ぅ、さやちん〜!」

「だてに付き合い長くないからね」

「今度なんかおごる!」

「いつも言ってるけど、全く、
気にしなくていーから。唄乃は早く行きな」



快く私を送り出してくれた。



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