Rescue Me
第2章
桐生クリエーションはコンテンツ制作会社でイベント向けのコンテンツから印刷物、ロゴデザイン、ウェブ制作などあらゆるサービスを提供している。
会社の規模は以前の高嶺コーポレーションと比べると随分と小さいがそれでも従業員が200人の企業だ。
この会社では海外とのイベントプロデュースもする為英語が話せる人を募集していたので自分のスキルが合っているのではないかと思った。
社長は桐生颯人で年齢までホームページに書いてなかったが顔写真を見るとまだ30代前半くらいではないかと思う。
桐生クリエーションは大きな斬新なデザインのビルの中の14階から16階のフロアにある。私は14階にある受付を通り指示通り人事部の前に来ると緊張した面持ちでドアをノックした。
「おはようございます。本日より出社いたします七瀬蒼です。よろしくお願いします」
「おはよう。丁度よかった。今七瀬さんの事を八神さんと話してた所だったんだ」
私は面接をした月城さんと一緒に立っている八神さんを見た。月城さんは40代くらいのわりとぽっちゃりとした人の良さそうな人なのに対し、八神さんはまだ30代前半くらいで眼鏡をかけていて厳しそうな感じの人だ。
八神さんは私のことをじっと値踏みするように見ていて、緊張度はさらにアップする。
「こちら、秘書室長の八神篤希さんです」
なぜ秘書室長が私のような新人に会いにきたのかと内心ドキドキする。まさか既に前の会社での騒動を聞きつけたんじゃ……
会社の規模は以前の高嶺コーポレーションと比べると随分と小さいがそれでも従業員が200人の企業だ。
この会社では海外とのイベントプロデュースもする為英語が話せる人を募集していたので自分のスキルが合っているのではないかと思った。
社長は桐生颯人で年齢までホームページに書いてなかったが顔写真を見るとまだ30代前半くらいではないかと思う。
桐生クリエーションは大きな斬新なデザインのビルの中の14階から16階のフロアにある。私は14階にある受付を通り指示通り人事部の前に来ると緊張した面持ちでドアをノックした。
「おはようございます。本日より出社いたします七瀬蒼です。よろしくお願いします」
「おはよう。丁度よかった。今七瀬さんの事を八神さんと話してた所だったんだ」
私は面接をした月城さんと一緒に立っている八神さんを見た。月城さんは40代くらいのわりとぽっちゃりとした人の良さそうな人なのに対し、八神さんはまだ30代前半くらいで眼鏡をかけていて厳しそうな感じの人だ。
八神さんは私のことをじっと値踏みするように見ていて、緊張度はさらにアップする。
「こちら、秘書室長の八神篤希さんです」
なぜ秘書室長が私のような新人に会いにきたのかと内心ドキドキする。まさか既に前の会社での騒動を聞きつけたんじゃ……