Rescue Me
第12章
いつもより身だしなみを整えて退社しようとすると、エレベーターホールで五十嵐さんと八神さんと鉢合わせた。
「お疲れ様です。五十嵐さん、八神さん」
「あれ、今日何処か行くの?」
五十嵐さんは不思議そうに尋ねた。今日は美穂さんから誘われた合コンに行く為、先ほど化粧室で簡単に化粧をし直し髪型も綺麗にアレンジし直した。
「え、もしかして転職とかじゃないよね」
五十嵐さんは冗談ぽく言ってはいるが、心配そうに眉根を寄せた。
「えっ……?違います、違います!実はこの後、合コンに誘われていて……」
少し言い淀んでいると、五十嵐さんがいきなり目を見開いた。
「えっ……合コンってどうして……だって……」
五十嵐さんは何故か八神さんと私を交互に見ている。
「実は知り合いに誘われて……。行った事が一度もないんですけど、一度くらいは行ってみようかなと思って。社長にも何でも新しいことに挑戦してみろと言われましたし」
ちょっと照れ笑いすると、それを聞いていた五十嵐さんは何故か少し青ざめていて、八神さんを見ると頭痛がするのか目を閉じて目頭をマッサージしている。
「そ、そうだよね。やっぱり若い子はそういう所に行くよね。うん、まあ、でも変な人もいるから気をつけてね」
「ありがとうございます。ではお疲れ様でした」
不安そうに見ている五十嵐さんと八神さんにお辞儀をすると、美穂さんから教えてもらったレストランまで急いだ。
「お疲れ様です。五十嵐さん、八神さん」
「あれ、今日何処か行くの?」
五十嵐さんは不思議そうに尋ねた。今日は美穂さんから誘われた合コンに行く為、先ほど化粧室で簡単に化粧をし直し髪型も綺麗にアレンジし直した。
「え、もしかして転職とかじゃないよね」
五十嵐さんは冗談ぽく言ってはいるが、心配そうに眉根を寄せた。
「えっ……?違います、違います!実はこの後、合コンに誘われていて……」
少し言い淀んでいると、五十嵐さんがいきなり目を見開いた。
「えっ……合コンってどうして……だって……」
五十嵐さんは何故か八神さんと私を交互に見ている。
「実は知り合いに誘われて……。行った事が一度もないんですけど、一度くらいは行ってみようかなと思って。社長にも何でも新しいことに挑戦してみろと言われましたし」
ちょっと照れ笑いすると、それを聞いていた五十嵐さんは何故か少し青ざめていて、八神さんを見ると頭痛がするのか目を閉じて目頭をマッサージしている。
「そ、そうだよね。やっぱり若い子はそういう所に行くよね。うん、まあ、でも変な人もいるから気をつけてね」
「ありがとうございます。ではお疲れ様でした」
不安そうに見ている五十嵐さんと八神さんにお辞儀をすると、美穂さんから教えてもらったレストランまで急いだ。