【短篇】君のとなりで
去年の夏、聡に告白して見事に玉砕。そして、聡が智佳のことが好きだという事を知った。
そして智佳はわたしの親友。
あれから半年。今だに諦めきれないでいる。
いつも聡の恋路を応援しては、いい女を演じていた。
ー…それももう限界なのかもしれない…。
仲良く話す二人も、優しい目で智佳を見つめる聡の姿も、どれだけ見ても慣れることはなくて
ただ心に傷が増えていくだけだった。
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