俺の女

『ッ…美蘭ッ…』





恋嘩がベットから降りて、フラフラな足取りで美蘭の傍に行く。


そして、うつ伏せで倒れている美蘭の傍に座り込んだ。





『みっ…美蘭っ!!しっかりして!!』


「「さぁーてw次は君やでーw」」

『……』





恋嘩は、美蘭の持っていた鉄パイプを手に取る。


そして、足元をふら付かせたまま、男達を睨みつけて、立ち上がる。





『はぁッ…よくも…美蘭をッ!』

「「そんなフラフラで何ができんのー?(笑)」」





恋嘩は、一歩一歩、男達に追い詰められていく。




ジリッ…ジリッ…





「「逃げ場ないでーw」」

『……はぁッ…はぁッ』





熱い重い体を必死で動かす恋嘩。



そして恋嘩は、傍にあった水入りの洗面器を持つ。





『うぁぁ!!!』





バシャァッッッ!!!



1人の男の顔面に、思いっきりぶっかけた。





「「つッッめてー!!!」」





ガァン!!!




その隙に恋嘩が1人の男を殴り倒した。
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