俺の女
『どぅしたんッ?!恋嘩!!!』
『もぅ………あたしッ…死ぬッ……』
『死ぬ?!何ゆーてんのよッッッ!!!』
「「「!!!!!」」」
美蘭の言葉に、全員が立ち上がった。
『今まで…皆ッ…ごめんなさぃッ…(泣)』
『…そんなんいいからッッッ!今どこッ?!1人?!』
『今ッ…カハッ…うッ…』
『だ…大丈夫?!しっかりしてッ!』
『い…ま……逃げてきて…公園ッ…』
『わかった!!!じっとしてーや!?すぐ行くからッ!!!死んだらあかんでっ!!!』
美蘭がガシャンッと電話を切って振り返った。
愁洩が美蘭の両肩を強く掴む。
「おぃ!恋嘩はどこやねんッッッ!!!死ぬって…」
『逃げてきて公園にいるって!!!早く!皆!!!』
「恋嘩ッ…」