俺の女
「…俺があかんって言うとでも思ったか?」
『え?じゃあ…』
「いーに決まってるやんけw」
『やったあ〜w愁洩大好きッ♪』
ぎゅ〜っと横から愁洩に抱き着く恋嘩。
も〜愁洩の理性はギリギリ。
「…じゃーさっそく…w」
『あかーんwヤらへんよっw』
「え゙ぇッ…」
『美蘭ー!愁洩がなぁッ!!いいって言ってくれたー♪』
恋嘩は嬉しそうに愁洩を残して部屋を出て行った。
…1人、部屋に取り残された愁洩。
「…俺さみしッ(笑)」
するともう一度、恋嘩が戻ってきた。
『しゅ〜えぃッ♪』
「おぅw今度こそ…」
『アイス食べよ〜w』
「……恋嘩…あんなあ…」
『んッ?なに?w』
首を傾げて愁洩に問い掛ける恋嘩。
その姿に一発KO。
「〜〜〜!!やっぱ可愛いから許すw」
「…あほか(笑)」
そんなバカな愁洩を、可哀相な目で見守る諒弥。
…つい心の声が漏れてしまった。
「あぁ〜ん?今あほかって聞こえたよーな…」
「血ィ出てんぞ〜」
「は?そんな騙しにはのらねー…って…ぎゃあぁあー!!ケガしたん忘れったー!!」
『きゃー!!血がッ!!早く処置しな〜!』
「だっせ(笑)」
「ちくしょー諒弥!!覚えてろよーッ!!」