俺の女



「…俺があかんって言うとでも思ったか?」

『え?じゃあ…』

「いーに決まってるやんけw」

『やったあ〜w愁洩大好きッ♪』





ぎゅ〜っと横から愁洩に抱き着く恋嘩。



も〜愁洩の理性はギリギリ。






「…じゃーさっそく…w」

『あかーんwヤらへんよっw』

「え゙ぇッ…」


『美蘭ー!愁洩がなぁッ!!いいって言ってくれたー♪』





恋嘩は嬉しそうに愁洩を残して部屋を出て行った。


…1人、部屋に取り残された愁洩。





「…俺さみしッ(笑)」





するともう一度、恋嘩が戻ってきた。





『しゅ〜えぃッ♪』

「おぅw今度こそ…」

『アイス食べよ〜w』

「……恋嘩…あんなあ…」

『んッ?なに?w』





首を傾げて愁洩に問い掛ける恋嘩。


その姿に一発KO。





「〜〜〜!!やっぱ可愛いから許すw」


「…あほか(笑)」





そんなバカな愁洩を、可哀相な目で見守る諒弥。


…つい心の声が漏れてしまった。





「あぁ〜ん?今あほかって聞こえたよーな…」

「血ィ出てんぞ〜」

「は?そんな騙しにはのらねー…って…ぎゃあぁあー!!ケガしたん忘れったー!!」

『きゃー!!血がッ!!早く処置しな〜!』



「だっせ(笑)」

「ちくしょー諒弥!!覚えてろよーッ!!」
< 159 / 321 >

この作品をシェア

pagetop