俺の女



『おいしかった〜♪もーいっこ食べていい?w』





恋嘩がもう1つのアイスに手を伸ばす…





『あかーん。』

「腹壊すぞ〜」

『大丈夫やってえ!!』

『明日行けんくなんで?』





それを聞いて、スッと手を引っ込める恋嘩。





『…我慢するッ!!』

「そんなに行きたいんけ?(笑)」

『行きたい!!お祭り楽しいし大好き♪』

「…お前はしゃぎすぎて迷子とかならんか〜?それが心配なんやけど(苦笑)」



『ならへんっ!!子供じゃないんやからー!!』






子供扱いをされて、頬を膨らます恋嘩。



でも、恋嘩が1番危なっかしいのは事実だ。




美蘭と諒弥も少し心配になって念をおす。





『勝手に1人で行動したらあかんで?』

『わかってるってばーッ!!』


「なんか買ってくれるっつっても、知らん奴についてくなよ。」

『…もお〜!!なんで皆してあたしを子供扱いすんのー!?』



「「「恋嘩が1番危なっかしいから」」」





3人が声を揃えて半笑いで言った。




恋嘩は、子供扱いされるのが気に入らなくて膨れっ面をしている。






『心配やけど…まー愁洩がいれば大丈夫でしょ☆』

「ちゃんと妹の面倒見るねんぞ。」



「はーい…ッて俺は兄貴かッ(笑)」
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