俺の女
『バカッ…もぉ…愁洩なんか…』
「「おぅ!お嬢ちゃんwどーしたんや?!」」
とぼとぼ歩いていた恋嘩に声をかけてきたのは、さっきのタコ焼き屋のおじさんだった。
『おっちゃん…』
「「たこ焼きまた買いに来てくれたんか?!w」」
『いえ…えっと…お金なくて…(笑)』
「「え?さっき…」」
『あれ、彼氏のなんです。』
「「そーやったんかぁ!あ〜ぁ…お嬢ちゃん彼氏いたんかぁ〜。おっちゃん狙ってたのになぁ…」」
『あははッ(笑)』
おじさんの冗談に、少し気分が明るくなる恋嘩。
「「お嬢ちゃん可愛いんやから、変な人に掴まったあかんでー?…俺みたいな奴に(笑)」」
『はぃ、気をつけまーす(笑)』
「「じゃぁ元気でな!」」
『おっちゃんもお元気でぇw』
「「彼氏と仲良くなぁ!」」
『はぁーぃ…w』
おじさんと別れた後、1人呟きながら屋台の道を歩く恋嘩。
『彼氏となぁ…。今喧嘩したばっかですよぉ…(苦笑)』
恋嘩は閉まりかけてきた屋台を見つめながら歩いた…。
すると、見覚えのある3人組が…